日記

10/19

この日は京都MOJOでライブをした。水曜日は大学の講義がないので12時前にシャワーを浴びて少しベースなんか弾いてから15時くらいにライブハウスへ行く。同期を使った3人の演奏をする初めての日だったが思っていたよりも緊張せずに演奏できそうだとリハの予感。ライブハウス側に取置きの紙を提出するのだがこの日は誰も来ないので何も書かずに提出。客が(大学の知り合い)来るのも辛いが、誰も来ないのもやっぱり、辛い。客は来ないがその日は初めてちゃんとしたカメラマンに撮影を頼んでみた。同い年の女性の方。初対面だがかなりフレンドリーで接しやすい人だった。よかった。怖い人じゃなくて。メンバーが4人から3人に(そのうち1人はサポート)なり俺含めて口下手なのだが、誰も何もしゃべらず、3人で固まっているのもアレなのでそういう場では毎回俺が頑張ってコミュニケーションを取っている。その日も俺が主にカメラマンと喋っていたがうまく喋れたろうか…。住んでいる場所とか色々パーソナルなことをいきなり聞いたが、(キモい)と思われてなければ合格点ということで良いだろう…。

その日出ていたのは4バンド。1番目のpmam.というバンドは初めてみたのだがなかなかよかった女性二人がボーカルを取る4ピースバンド。グッドミュージックでありながらポップ。売れそう。我々は4番目だった。録音を聴いて思ったことだがもう少しちゃんと縦を揃えたい。以前まで4人完全生演奏でやっていた時はそれなりに揃っていた気はするのだが、それぞれのパートの役割が少しずつ変化してきたこと、クリックに合わせなければいけないことなどもあって演奏ばらけていた。まあこれからの課題。新曲、良いと言ってもらえたのでそれはとりあえず安心。

終演後ブッキングの人と話した。

「Akaneは天才だと思うけど、大衆バンドではないよな。どうやったら売れるんやろうね」

ほんとにね。

2バンド目のRe:Colleのキーボードの好きなバンドは「文藝天国」らしい。俺はニコニコながら終演後喋っていたがまあまあ心にダメージを負う。いやニコニコできてはいなかったかも。俺も文藝天国みたいに人気になりたいんだけどなー。そんなことを思いながら歩いて家に帰った。50分くらい歩いた。帰ったら気絶するようにねた。

 

10/20

前日に引き続きライブ。講義を受けてからライブ。2限はシェイクスピアハムレットを英語で読むみたいな授業。教室に入ったらある場面を日本語で読むところだったらしく、俺は朗読の係に教授から指名される。美声を講義室に響かせてやった。やったった。

その日は車に機材を乗せてライブハウスへ向かった。その日も取置きはない。正直二日連続でライブをして誰も来ないのは本当にしんどい。普通にライブしたくないと思いながら向かう。京都MUSE、天井が高い。ビルの3、4階、高い。疲れる。リハーサルはPAと話し合いながら進めていく。初めてのライブハウス。PA、転換の人、怖い。嫌だ。疲れる。

共演のバンドはどれも違うジャンル。初めて見るバンドはどうしても「敵」だと思えてしまう。俺の悪い癖。手応えがないライブだった。出番後は正直さっさと帰りたかったくらい。俺らは物販もないし、それが恥ずかしいし。

終演後、精算と講評。「素のままステージに上がっている印象がある」と言われる。もらったコメントはそれだけ。あんまり印象に残んなかったのかなー。色々なことを俺から話してみたが正直相手にされていないって感じがした。俺らはそんなバンドじゃないと思うけどなー。となかなか悔しかった。でもそういう日も必要だと思う。また来月もMUSEに出るし。

そういえば終演後話したセンチメンタルリリーってバンドのベースの子が「正直一番好きなバンドだった。とても好みだった」みたいなことを言ってくれた気がする。彼だけは幸せになってほしい。

 

10/21

大学で講義。夜からバイト。夕方眠すぎて図書館で寝ていたらバイト20分前。起こしてくれた知り合いに感謝。ギリギリバイトに間に合う。

Petrichorusというバンドが出演していた。俺がやろうとしたけど技術がなくて断念した音楽をしていた。上手。MCとか空気感も共感できる部分が多い。よかった。

 

この日シングルのリリース申請をした。前は審査に落とされたが今回は滞りなく手続きが終わって安心。人々に聞いてもらうのが楽しみ。

Entertainment

 

10/22

土曜日。何もなかったので大学の課題レポートを書きに図書館へ。1000字ちょっとのレポートなのだが12時から18時くらいまでかかってしまった。無事に課題は終わりやることはないので次の日は遊びに行こうと思ったが翌日はバイトでした。人生、生活というのは、なかなか、どうして、うまくいかない。

 

10/23

バイト。5バンドでていた。色々なバンドがいた。

面白いことによくできた演奏、曲なら心に残るとは限らず、自分の場合は下手でも曲に遊び心があったり、その下手さが絶妙なバランスを保ち他ではなかなか聞けない音を出している方が好き。そんなことをバイトの中で思っていた。あとやっぱり呼びかけに対してちゃんと返事があると気持ちが良い。