ASK(C?) 3について

出た、出ました、EP『ASK(C?) 3』。名盤です。めちゃくちゃにはちゃめちゃに聴いてください。

Akane Streaking Crowd - Ask(C?) 3 - EP

作詞作曲ボーカルギターベースをやりました、This is 北里有。ドラムは立本。レコーディング、ミックス、マスタリングはCity lizard。そして1.2.5曲目のキーボードは影のメンバーショウジコウタに入ってもらい主にこの4人で作ったEPでございます。ドラム、ベースは奈良NEVERLANDをレンタルして、ボーカルギターコーラスは奈良のnanohana studioってとこをレンタルして録りました。ベース、ドラムは各々がいつも使ってる機材を使い、ギターはカーミタカアキ氏から借りたテレマスターを使用しました。テレマスターめっちゃいい音するー。レコーディングで使ったSuper Sonicってアンプめちゃくちゃ音良かった。M5以外はテレマスター→FM8(?)(Fractal Audio)→Super Sonicでギターの音を録ってます。M5はチャンのギター、ボード、JCを借りて録音した。

 

M1.2001
一曲目だけど最後にできた曲(レコーディング2日前)。元々1曲目にしようとしてた曲はめちゃくちゃポップで爽やかで、ただ全然パンチが無いとなって2日前にガラッとアレンジを変えた。アカネらしさとは?と考えアレンジを行い、ドラム4つ打ち・エモマス意識のアルペジオなんかから始めてそっから一気に加速。2ビート、the cabsみたいなドラムからBRAIDみたいなキメ、ポリリズムとか色々盛り込みまくってみました。タイトルで2001ってつけてから歌詞をつけたような記憶。歌詞を見返すとナンバーガールやtorontoやボアズやトライセラやら…いろんなバンドの影響下に俺はおるんだなと再認識する。「愛してるよありがとうそれじゃまたねなんてまだまだ言わないでいて」本当にそうですよ、皆さん。
M2.それだけだった
好きな人が聴けば明らかでしょうがイントロの元ネタはネイキッドチャイニーズガール、blue blue blueです。最初に作った時は2ビートの曲だったケド(はねたリズムの曲やりたいなー)と思ってこれもまたガラッとアレンジ。はねたリズムのとシームレスな転調(沖井礼二を意識している)のオシャレさとサビの荒々しさ歌詞の生活感、絶妙なバランス、名曲。ある日俺がライブハウスに行くとどっかのバンドが「大人になんてなりたくない」と歌っていた。それを聴きながら俺は「ガキのまんまで大切なもんが守れるか‼︎」と逆張りキレをしていた。その帰り道俺のメモ帳には「大人になって君を守るよ毎日がクソであっても それだけだった」と書いてあったのでした。アウトロの「それだけだったんだ」のシンガロングはゆうさん(City lizard)曰く「めっちゃSMAP」らしい。
M3.KARATE !
最初はClowncoreのthe Area 51 snack bar sacksって曲のイントロ聴いて「カッケー!」ってぶち上がったとこから「この曲の続きを作ろう」と思って始まった。リファレンスの雰囲気に寄せてドラムのパターンはそこまで変わらずシンセのピコピコ音もある程度一定にした。そして俺はShitdiscoのI know kang-fuって曲がすげー好きで、アイノーカンフーって歌詞も曲もアホすぎて大好きで、その雰囲気を俺なりに落とし込むとしたらどうしようかなーって考えた時に「私空手やってるから強いよ」って小学校1年生の時に前の席の女の子が言ってきたことを思い出した。その子は度々俺のことを殴ってきた。稀代のパンチライン「空手を習って…」にはこんなエピソードがあったんですね。
M4.深夜特急
この後の新快速に繋がるようなショートチューンを作ろうと思った。タイトルはその時部屋の机に置いてあった「深夜特急」ってエッセイ(旅行記)から取ろうと思って制作を始めた。深夜特急(ミッドナイトエクスプレス)ってのはどっかの囚人間での隠語みたいなもんで「今夜脱走してどっかで落ち合おう」って意味らしい(違ったらごめん)。ここから逃げ出す、俺は何から逃げ出すんだろう?とか考えてたら頻繁に乗る夜行バスからの光景なんかを思い出した。俺は明日の朝目的地に着いたら何しよう、君にあったら何を話そうなんて考えて、また愚かにも生きる希望を見出そうとしていることに気づいた。
M5.新快速
この曲に関してはもう散々語り尽くした。新快速に乗った時のその速さ、俺はどこまでもいける気がした、本当それだけの曲。いい曲だよな。「体には気をつけていつまでも笑顔でいて」はオートコードの曲からパクったつもりだったんだけどあっちは「体には気をつけて眠る前も笑顔でいて」だった。この曲を一年前作ってからアカネをどういう方向性で進めていくかがようやく決まった気がする。

 

音質とはまた違った意味で音が良い。「これだよ、俺が音源で聴きたかった音はこれなんだよ」ってピースが埋まった感覚がした。ゆうさんはかれこれ1年ほどサポートギターとしても活動してくれてて、かつプロデューサーとしての能力、バンドを俯瞰でみる能力が高いからゆうさんがギターを弾いてくれること、音源を作ってくれたことでアカネがステップUP↑出来た気がする。サンガツ

ラブソング多めですね。夏なんでね。ああ、人気者になりたい。本当は就職なんてしたくない。モテたい。ホリデーレコーズはキモい、死ね!音楽関係者はキモい、死ね!澤はドリブルが上手い!夏を越えていくためのSEX!f:id:tyhfbv:20240613112658j:image