当たり前だけど12月は寒い

もう2月が終わる。京都の冬は寒い、こんなことは有史以来何度も言われてきたことで京都にいない人からすれば「もういいよ、それ…」という感じだろうが、それでも尚言いたいくらいには寒い。千葉で生まれ育った自分からすれば雪なんて降ればそれはもう大変喜ばしいことで馴染みの場所が全く違う景色になることに心を躍らせ雪合戦なんかしたわけだが、ここに住み始めてから雪は、もう、飽きた。南の島へ行きたい。風吹ケイさんと沖縄のビーチとか行きたい。

 

誰も見てないと思っていたブログも何人かは見ているようでコメントをくれたりするのだが「北里ってめちゃくちゃ暗いよね」とショウ(ロブスターというバンドをやっている)に言われてしまったので何か明るいことでも書きたいが、それを目指してパソコンを開くと何を書けば良いのかわからなくなってしまう。(まあ絞り出した明るさなんてものは往々にして哀愁を伴っているものでありそのコントラストで「暗さ」がいつもよりも際立ってしまうだろう)と誰に言っているのかわからない言い訳を一人でして今日も先延ばしにする。

ショウのやっているロブスターというパンクバンドは最近曲を出したり、イベントを企画したり、ユーチューブでラジオをやったりと活動的。そんな彼らを見て「俺もラジオやりたいな」と思う。ラジオはずっとやりたいと思っていた。高校3年生からラジオをちょくちょく聞き、大学に入ってから好きなバンドがやっているポッドキャストを聴き始めた頃からその人のよりパーソナルな部分に触れられる(ような気がする)媒体を俺もやってみたいなーと思っていた。しかし俺はそもそも話が面白くない。未だ踏み出せずにいる。誰か一緒にやってほしいが。

12月ごろからロブスターの新曲のレコーディング、ミックス、マスタリングを手伝っていたがこの前ようやっと完成することができた。「結婚しようよ」という曲。ついさっき(2月21日)公開されたのかな?俺はレコーディング、ミックス、マスタリングに関してはゴリゴリの素人なのだが、今まで携わった曲の中では一番上手くまとまったかなと思っている。加えてプログラミングもやった。ボーカルギターベースドラムはマイクを立ててレコーディングしたが、打ち込みでソフトシンセの音を加えた。ショウから声でシンセのメロディが送られてきて「銀杏のBaby,Babyみたいな感じ」というイメージだけ伝えられたものを俺が広げていった形になるがこれも中々上手くハマったと思う。この曲に関して俺、かなり偉いな。これからサブスクで配信されたり、CDになったりすると思うので聴いてもらえると嬉しい。

ロブスターの手伝いをするのと並行して、自分たちの曲をリリースする準備もしていたが3月2日にEPが配信リリースされることになった。もう2年近くEPなんて作っていなかった気がする。ひとまず人々に披露することができてよかった。ライブなんてやっていても全く有名にはなれないんすよ。人々はライブに来ないんすよ。集客があるのは可愛い女の子のいるバンドなんすよ。俺も正直ライブ観に行くのめんどくせーと思うし。ライブじゃなくてユーチューブ見ちゃうし、ツイッター見るし、アマプラ見るし。あと毎回感動的なMCをするバンドは嘘をついているのでマジでみんな目を覚ましてください。嘘つき!嘘つき!かといって日によって全然テンション違う躁鬱バンドもついてはいけないんですが…

今回のリリースで大きく何か変わるとは期待していませんが、まあ、何かが変われば良いなと思ってます。音源の話は今度しようと思うのでよければまた読んでください。