ゆらゆら帝国で考え中

最近はライブを沢山してました。8/1.6.7と。そんな沢山でもないか。

俺はガタイの割に心が弱すぎてすぐ考え込んで悩んだり落ち込んだりする。最近は、というかおそらくこの前のりんご音楽祭オーディション以降かなりバンドマンとしての調子が悪かった。とても病んで生活もままならないなんてことはなかったが曲を使っても良いと思えず誰にも聞かせずボツにし、人の曲を聴いてもライブを見ても心が動かず、結果カッコいいって何?俺のやってることってかっこいいの?何がかっこいいの?になってしまっていた。俺らの良さって何?客席にいる人が求めるものって何?どうしたらお客さんが来るんだろう?どうしたら注目してもらえるんだろう?バンドって何?とぐちゃぐちゃになって。

6日シャングリラのブッカーの人にワレのテンションの低さを見透かされ「ライブ中に『あーなんか今しけてんな』みたいな感じだしちゃダメよ」と「スケスケの服自分から着てるのに恥ずかしがってるみたい」と言われる。7日グローリーにライブを見にきた友達に「北里の人は曲に出てるから考えすぎずに。調子いい時の北里は向井秀徳見てるみたいな感じで『寄り添うわけではないけど突き放してもない』というかステージ上でトランスしている様をみて客席もテンション上がる」と言われる。

7日のライブ終わって俺はふと思った。変に好かれようとしなくていいと。打ち上げで喋れなくて馴染めなくてもしんどく思わなくていいと。なんか本当にふと思ってある種どうでもよくなって。帰って部屋で皿を洗いながら一人で呟いていた「俺はなんでライブをするのか、なんでそんなみんな腕を上げさせようとするのか、手拍子をさせようとするのか、面白い明るい人スイッチを入れて喋るのか。なぜ一体感を求めるのか。良い音楽があってそれが鳴ってよくわからんが楽しそうでそれでいい夜になる。それでいいじゃないか?」と。文句を言ってたつもりだったが答えが出てた。俺の音楽活動においてライブは全てじゃなくて一個の表現方法でそこで全部をしなくていいのだと思い出す。いい夜にするためにいい演奏をする。いい夜にするために楽しくなる。お客さんに喜んでもらうためにいい演奏をし、自分が楽しくなるためにいい演奏をする。頑張る。いやライブでは頑張らない。頑張るのはライブ前。

最近は食事を記録してジムに通っています。