俺があの時あいつに言い返すことができていたなら

この社会って「人を不快にさせたもん勝ち」みたいなところがあるような気がしている。こっちが下手に出てりゃ舐めやがって!!!!バカやろー!!!!俺は基本的にみんなが気持ちよく過ごしていければいいなと思うので、初めてお話しする人はもちろん店員さんなどにもなるたけ丁寧に接するようにしていたつもりだがそれの対応が悪い場合の心のダメージがかなり大きい。最近では受けるダメージを最低限にするために愛想良くするなんてことはやめた。というくらいに俺は打たれ弱い人間である。

生きていればムカつくことが数え切れないほどにある。失礼なことを言ってくる奴にあった時、俺はたじろいで何も言い返せない。あとからあの時言い返していればと言葉がどんどん湧き上がってくる。その時に何も言えなかった自分の頭の鈍さに腹が立つ。でも何か言われた時に驚いてその場で言い返せない人間ってかなり多いのではないか?だから現状この社会においては「人を不快にさせたもん勝ち」になっていると思うのだ。

「不快にさせる」は細分化することができる。「デリカシーがない」「声がでかい」「図々しい」「恥を恥と思わない」「道を広がって歩く」とか。俺は今までそんな奴らにたくさんあってきた。その度にそいつらのことが嫌いになると同時に「自分もあんな風に生きられたら」と思う。

この前ライブハウスであった奴は27、8歳の男。「客が増えないんですよね」と言ったら「そもそもバンドの人数×2人以上集められていないのは論外、お話にならない、云々」「売れたい売れたいと必死になってる奴らを応援したいか?俺たちはエンターテイナーとしてステージに立っている」と得意気に言ってきた。

「友達ばっか呼んでも限界があるよね。京都に住んでいる友達が大阪に来るかな?俺はそもそもそこの限界が見えたからこういう話をしているんだけど?あなたはライブハウスが好きでライブが好きで友達をそれに巻き込みたいと思って友達に声をかけてるんだろうけど、それを迷惑だと思っている人も少なくないと思うよ。俺はライブもライブハウスも特別好きじゃないし俺がお前の友達だったら嫌いになってる。お前ら両親がいるんだろ、親呼べよとか言ってたけど、それは俺の出身が関西じゃないことを全く想像できていないし、俺に両親がいない場合どうしてたの?そんな想像力のない奴が描く曲なんてたかが知れてるだろ。そもそもお前らの曲ダサいし何も面白くないねん。ただ大してスキルのない奴が「エンターテイメント」の威を借りてカッコつけてるだけ。お前はそういうのが好きなのかも知れないけど、俺そういう奴らが一番嫌いなんだよね。気色の悪い。打ち上げで酔っ払う前に7年バンドやってあの程度のライブであることを恥じろよ。てか俺が他の共演者と話してたのに入ってくんじゃねえよ。『同じ靴履いてる!』じゃねえんだよアホ。そういう感じで女にも話しかけてんだろうな…。本当に気持ちが悪い。なんで大して曲もカッコよくないし気持ち悪い奴にこんな説教受けなきゃいけないんですか?」

くらい言い返せればよかった。

この前木屋町を自転車を押して歩いていたら、目の前に同い年くらいの酔っ払いが立ってわざと道を塞いできた。俺はそいつが退くのをずっと待ってるだけだったけど、普通にチャリに乗って轢いておけばよかった。

不愉快な奴にちゃんと「お前不愉快だよ」と言えればな。

 

みんな、嫌な奴に痛い目みせられるように頑張っていこうな。いつかぶっ殺しにいこうな。そしたらきっとそんな奴らのことなんてどうでもよくなるから、悪口なんて言わないで楽しい話だけをする飲み会をしような…

夜のデルタには誰もいなくて中々気持ちが良かった。

 

連日のショーと

11/10

朝早くから大学に行った。2.3限の授業を受けたが、今日もインターネットに興じてしまい3限はあまり聞いていなかった。特に何もなく特に何もなく、俺は東大路通を眺めながら人々の生活を想像していたようなそんな日だった。家に帰って、23時からの練習に向けて様々なタスクをこなしていったが、連日のショー(3日に2回)の疲れからか失神するように机で寝てしまっていた。気づけば1時前。1日を無駄に過ごしてしまった気がした。

 

11/11

ポッキーの日、ベースの日なんてことはインターネット散策の結果わかったことで自分も意識していなかったし、自分の周りもそんなこと気にしていなかった。

授業を終えて彼女と会った。何気ない言葉で悲しませてしまった。当たり前だけど表に出てくる情報なんてその人のほんの少しでしかないのだなと反省。

帰って余物のカレーを食べた。食べて、また気絶してしまった。22時ごろに目が覚めて、時間を無駄にしてしまった、と悲しくなる。悲しいまま再び眠るのは嫌だったので音楽を聴きながら散歩をした。寝たのは2時くらいだった。

 

11/12

久しぶりに外食でもしてやろうとバーガーキングに行った。度々そこにはいくのだが、前より明らかに高くなっている。悲しいが仕方がない。「仕方がない」というのは日本人だけが持つ概念だと言っていたおばあちゃんのことを思い出す。味は変わらず美味かった。

午後はずっとバイトだった。初めてアカペラ(ハモネプみたいなやつ)をしっかり見たが、声が全てなだけあってケア、練習をきちんとやっていた。バンドマンは舐めている。主催のグループは昔ハモネプに出て一躍有名になり、現在は社会人をしながら活動しているらしい。社会人をしながらライブで人を集められるというのは私の理想でもある。素直な尊敬を抱く。そのグループの中で出会った先輩後輩はグループ内恋愛をし、結婚したとMCにて。グループ内恋愛が成就するパターンを初めてみた。俺がグループの一員だったら練習の度に(こいつら昨日もセックスしたのか…)と思っているだろうな。

いつもよりも早くバイトが終わった。ので川に行って歌を歌った。我々の曲をライブで見た大人からの指摘を受け、もっと歌メロの強度を強めなくてはいけないという課題が見つかったので、個人的に歌メロが強いと感じる曲を歌って体に染み込ませようとした。そして人前で弾き語り(路上ライブ)なんてしてみようかしらんとも思ったのだが、やはり、弾き語りは、ちょっと怖い。ので暗い川沿いで一人歌うにとどまった。いつかは路上ライブもしてみたい。

 

11/13

朝からずっと雨が降っている日だった。久しぶりに本を読んだ。「深夜特急」、本は貧乏人にとってはとてもありがたい娯楽である。百円くらいで買った古本も2週間くらい楽しめるし、また読み返すことだってできる。「深夜特急」のような旅行記はあまり読んだことがなかったがなかなか楽しい。月並みなことしか言えないが読者も旅を追体験できる。自分でその情景を想像するという過程が挟まることために、個人的には映像を見るよりも小説を読む方が「そこにいる」という感覚を得やすいと感じた。

本に飽きたので映画を見た。前から気になっていた「OLD」というホラー映画。なぜか人々が死んでいくという恐怖、閉鎖空間の中で精神を壊した人間が暴走する恐怖、2時間で人間の一生を追っていくヒューマンドラマの側面、SFホラー…というような様々な要素を持った映画でそこが個人的に面白いと思ったポイントであった。ご都合主義だというコメントも少なくなかったが、個人的にはあれくらいの終わり方がモヤっとしない心地よいエンディングだと思うのでそれも良かった。

音楽を聴いて、曲の原型をボイスメモに録った。昔のボイスメモを聞き返すと、なかなか良さげな原型が沢山あった。曲を作らなくては。

O.A

11月8日

朝から講義だったのだが起きることができなかった。昨日は4時くらいに寝ることができた

ブログをTwitterに載せてみると一昨日飲んでいた先輩から何やら謝罪のDMが。気を使わせてしまって申し訳ない。何も変なことは言っていなかった。

4限もあったのだが練習へ行った。昨日の疲れやら、俺の不機嫌やらであまり雰囲気が良くなかったと思う。

17時に練習を終え、19時からまた別の練習があるのでどこかで飯でも食おうかと思ったが本当に金がないので家に帰ってご飯を食べた。

19時から21時でthe internetの練習。21時から24時までボーカルのレコーディング。家に帰って4時までミックス作業。

 

11月9日

10時前に起床してまたミックス、マスタリング。なんとか終わらせてCDを作ることができた。みんなCDなんて聞くのだろうか。疑念があるので10枚だけ刷った。要望があれば作ろうと思う。

今日はCRYAMYと8ottoとのツーマンイベントのO.Aをやる日。16時に会場入り。今日は自分たちも物販を出す日だったのだがなんと2組に挟まれて真ん中に。なんでやねん。なんでO.A真ん中で物販すんねん。Tシャツとかもないし。

リハーサルを終えて楽屋へ行くとそこには御二組の面々が。緊張というか、とても気まずかった。

オープニングアクト。客はたくさんいたが先頭の方々が静かにみるタイプだったようで「勝手に盛り上がっている我々を棒立ちの人間が観察している」という感じになっていた。そんな経験なかったので最初はびっくりしたが、あまりに異様で途中から面白くなっていた。まあこれを無理に盛り上げようとしても空回りするだろうし、いつも通りやろうと心がけた。手応えはなさすぎたがまあ及第点だったのではないだろうか。物販も2、3人には売れたらしい。

しかしやはり御二組はどちらもカッコよく、場を盛り上げていたので悔しいとは思った。それでも打ち上げで話すために麦のロックなんて飲んだりした。が、あまり喋れなかったかな〜。

動員を増やすのはなかなか難しい。こういうイベントでもあまり人を呼べなかった。ライブばかりやっていてもファンは増えない。曲の面白さを売りにするならばたくさんライブをするより、着々とリリースをしてインターネットなどで宣伝をした方が良い。そんなことを感じた。

メンバーとやよい軒で夕食を取った後、自転車を取りに駐輪場に行ったら某バンドのドラマーの人とばったり出会う。話しながら一緒に途中まで帰った。とても優しい印象を受けた。何度もライブを見に行っているようなバンドの人だったのでとても嬉しかった。色々な反省点があったがこの一件でこの日は良い日になった。

僕ら情熱をなぜか正義か何かと決めつけて

 

バンドでステッカーを作った。このバンドが好きじゃなくてもこのステッカーは欲しいと思えるのではないか、というクオリティだと個人的に思ってる。

日が空いてしまったが最近のこと。つくづく、この世は、嫌なことばっかりだと最近は思う。

 

11月6日

ずっと寝ていた。ずっと寝ていた…。翌日はライブだが夜から飲みの場へ。俺のブログを見た知人に記事の朗読をされて怒ってしまう。自己開示をすることがバンドを理解してもらうためにも大事なのかなとブログなどやっているわけだが、本当は恥ずかしい。こんな拙い、わざとらしい文章。恥、はじ。そしてバンドをやっている知り合いに曲のことを言われてムッとしました。反省。俺はつくづく、プライドが高い。

 

11月7日

ライブが終わって、ずっと悔しくて、他のバンドのライブも見ないで夜の心斎橋を1人で歩いてた。俺はもっとやれるはずって思ってるんだけど全然結果はついてこなくて今日も客は0。ライブをやっても意味ないんじゃないかなとか、俺は歌が下手だなとか、他のバンドより客盛り上がってなかったなとか、そもそも他のバンドの時より客席に人いなかったなとか、大学の発表どうしようとか、お腹空いたとか色々なことが頭を巡っていた。どこ歩いているかもわかんなくなった。もうかなり歩いたのか体がとても疲れていた。大きな通りの花壇に腰をかけて辺りを見渡すとその景色は見覚えがあって記憶の中を走ってみる。2021年の5月だか、6月だかに行き着く。その時俺は知り合いと東京の先輩の大阪でのライブを見に行っていたんだっけ。地元から離れたところにも先輩を見にくるような人は何人かいたみたいで、大きい会場にたくさんの人がいた。その時のことを思い出して、先輩と俺との歴然とした差を突きつけられた。俺は一年以上何やってるんだろうなーって、一年以上やっても一年前夢見た場所には程遠いなーってぼやけた街の光の集合を眺める俺の後ろでは外国人のレイヴパーティー。つくづく、都会というのは、全く、悲喜交々、ふざけたところである。

どうしたって惨めな気持ちになるから俺はもうライブハウスなんか戻りたくない。と俺はガードレールに腰掛けてダラダラとここまでの文章を書く。寒くて何か温かいものが欲しいが金がないので何も買わない。…バンドメンバーに気を使わせるのは良くないので諦めてライブハウスに戻ろう。俺は、残念ながら、もうそこそこ大人になってしまったのだから。


打ち上げに行って案の定気が悪い。俺たちのダメのところをぐだぐだと悦に入って説教垂れてくる奴らは多々いるがそれが部分的に納得できてしまうのが本当に腹立たしい。
「売れたい売れたいと脂汗かいて必死になってるバンドを見たいか?」『集客0人でライブするのは意味がない。お話にならない。メンバー1人につき友達でも親でも2人ずつ呼べば少なくとも6人はくるやん?」
俺は露骨に下を向いて嫌な顔をしていた。


そもそもわからない。俺、そんなにライブハウス行くの好きじゃない。うるさいし。ライブを見にいきたいと思わない。わからない。だから見にいきたいバンドとか知らんし。俺、友達おらんし。少ない友達に嫌われたくないし。てかバンドやってることなんて恥ずかしいことだし。実家千葉だし。
たくさん言い訳が思いつく。飲み込んだ言い訳がどす黒い煙になって体をめぐる。地球は、もっと強く、俺を潰そうと引っ張る。ずっと俺の生活は12月の中にある。学習しない俺はカモにされてまた来月も同じ12月を生きる。

 

朝9時の起床と共に今夜のライブに向けて移動を始めて、30分の、誰も来ないライブのために片道3時間40分。夜になって、気を悪くして、日付が変わって、スピッツが流れる車の中には泥のような眠気が充満して、その隙間から俺は微かに呼吸をしていた。

フェイク野郎はてめえだ!

あーだるい。全部がだるい。練習するの、だるい。曲作るの、だるい。ライブするの、だるい。自分が日本国に暮らす市民であるということを担保したいがために(だる)と思いながらも色々なことをやっている。しかし勘違いしないでもらいたいのはバンドなんてものを無理してやっていてもそれは日本国市民であることの担保にはならず、側から見れば「それってただ好きなことをしてるだけやんね?別に働いているわけでもないんだし、バンド頑張ってるって遊んでるのと何が違うん?」というだけのことである。乱暴なことを言ってしまえば全ては程度問題なのであり、所属するコミュニティがちゃんとあるのならば日本市民として認められいことのダメージはある程度軽減できる。

そんなところで俺はほぼ四六時中バンドのことを考えて(行動を起こしているわけではない)いるのだが、俺(のやっているバンド)は応援したいと思われないのではないかとよく考える。ギャルを集めるバンドを見ているとライブハウスというものを非常に重要視し、伝えたいメッセージが明確にあり、そのアツい思いを包み隠さずに伝えようとしているようなバイタリティあふれる人々であることが多いような気がする。俺は、なんというか、そんな元気がない。大きい声を出すのは基本的に疲れるので嫌いだ。だし、俺は別にライブハウスだけじゃないっていうか、もちろんライブハウスが自分にとって重要な場所であることは間違い無いんだけど、別にライブハウスじゃなくたって俺たちは会えるし、「ライブハウス!ライブハウス!」って叫ぶくらいの熱い思い、はっきり言ってそんなものはない。別にライブなんてなくても音楽って聴けるし。そもそも音楽聴くのに金を払うことが異常なのである(音楽が発展していくためにこの異常は続けられていくが)。道だの公園だので適当にいい感じの音楽を適当に聴く、それくらいの温度感が俺は一番好きなのである(恥ずかしいので路上ライブとか絶対できないが)。そもそもなんやねん、ライブハウスの中にある同調圧力は。全員で手挙げるとか嫌やねん。普通に恥ずかしいねん。あのノリ強要されんの一番腹立つし、めちゃくちゃ曲良くて演奏良くても俺の場合あのノリ強要するバンドやとまじで嫌いになる可能性が高い。てか「ライブハウス!」って言ってるやつって絶対合唱コンクールでやる気ないやつにキレるタイプのオタクだろ。てかなんで2、3時間のライブ立ちっぱで見なあかんねん!椅子出せ!そんな客パンパンに入ってるわけでもないくせに!

つまり手あげさせたりライブシーンへのアツい思いをアツく語れば別に曲が大したことなくても演奏が大したことなくてもカリスマ性がなくても人気が出やすいということなのだろうが、俺がそれをやるとフェイクになってしまうのでなかなかできないよーんということ。

でもまあそういうことを恥ずかしがらずにできるというのも一個の才能というか、向き不向きもあるというか、……(頼む!この部分で!多くのバンドマンが俺に敵対するのを食い止めてくれ!俺は!お前らの!仲間だ!)

 

でもどんなバンドになりたいんすかね、俺は。フジファブリックとかバンアパとかアジカンとかいわゆる「その辺の冴えないおっちゃんとかにいちゃんがカッコいい曲と演奏をする」みたいなバンドに憧れる。あとは変に煽らないけどセンスでねじ伏せるTempalayみたいな。でもこれって若手芸人がみんな最初は松本人志に憧れるけど途中で無理だと気づいて方向転換するアレやん。ということを考えると俺もいつか煽ったりする日が来るのかなー。どうなるかはわかんないけど、これからもし先輩とかライブハウスのスタッフとか「目上の人」に「煽れば?」とか言われたら意地でもそういうことしなくなる気がするんであんま周りはやいのやいの言わんといてもらいたい!てかお前ら出身大学どこやねん?カスども。喋りかけんなや!

 

そういえばシングル配信開始しました。聴いてください。みんなは文藝天国のコウくんにこんなコメントもらったことある?ない?じゃあこれから敬語使ってな



 

外見

秋というのは色々の大学で学祭なんてものが行われているわけだが、そのイベントの一環として例年ミスコンが行われる。弊学でミスコンは行われていないが、最近は候補者のSNSでの活動なんてのも重視されてるようで他大学にいる知り合いの「いいね」を通じて俺のタイムラインが汚染される季節、秋。この現象に立ち会って、(秋が終わるな)なんて季節を感じたりする。

外見が良い人間がかなり嫌いである。さらに言えば外見を通じて周囲からの評価を受けている人間がかなり嫌いである。気持ち悪さすら覚える。

それは自分が持ち得ないものだから?今まで見た目を褒められたことがほとんどない人間だから単純にそれを僻んでいる妬んでいるということが考えられる。昔は近所のおばさんに「美少年」と称されていたのだが…。まあ単純に自分が評価されることのない世界においてみんなでわいわいしているのが寂しいんだろうな。

自身の外見を重視している人間は他者を評価する場面でも外見を気にしているような気がする(俺の勘違いということは大いにあり得る)。なのでそういう人々と関わり合うのも気が引ける。自分のことを好きか嫌いかはおいといて、そういう人のは私を見てひとまず(ブッサイクだなー)か(小汚いなあ)みたいなことを思われているのではないかと考えてしまう。その証拠に(証拠に?)自身の外見の重要度が高い人間はそのように意識の高い人々とつるみ、その寄り合いの写真をインスタにあげる。ボケが。

人間はそれぞれ自身の外見と向き合い多少なりとも悩みを持つのだろうがその悩みの解決策として整形という手段を選ぶ人間もいる。これは個人の基準でしかないのだが整形を選ぶ人にとっての外見の重要度って私よりもかなり高い気がしていて、だからちょっと相容れない感じがするというか「そんなことしなくてもいいのにな」って思ったり。まあ整形を選択する人も「お前に何言われても関係ないよ」と思っているだろうが。

というか人間の造形って(程度はあるにせよ)完全じゃないところが美しいのであって。例えば深田えいみや明日花キララは整形を行うことで左右対称の顔を手に入れた。確かに俺も彼女らの顔を見て「整っている」とは思うのだがそそられないというか実直で下品な表現を使うと全く「抜けない」のである。顔が左右非対称だったり、斜視だったり、ガチャ歯だったりそういう「崩れた」部分がある方が「抜ける」のである。

これは何に関してもそうである。ずっとカッコつけてるだけの奴はカッコよくないのである。所々抜けてるところや、三枚目な部分や、陰鬱な部分がある人間の方がカッコいい。王道進行はキャッチーだがそれをやっているだけではダサい曲しかできないのである。流行から少し逸れていた方がかっこいいのである。

君たちはとても歪な形をしているのだが、だからこそ美しいのである。だから俺は俺を許し受け入れ、君たちを許し受け入れる。とまあそんな感じでいいのではないだろうか。

日記

10/28

今日も大学がある日だったが天気が良すぎたために講義に行かず川で散歩などをしていた。川にずっといてもしょうがないのでその後講義に行ってもよかったのだが、なんとなくブックオフへ行った。1週間ほど前にDS liteが二千円しないくらいで売られていたのを見つけていたので買ってみようかなと思っていたが二つあったそれらがどちらも無くなっていた。貧乏人どもが。

夜はMVを撮影してくれるカメラマンとCaffeでお話をした。同じ学年らしいのだが色々と映像を撮っている人のようで素直に感心してしまう。昔は週5でライブハウスへ通っていたらしい。そんな人間が実在することにビビってしまう。

その後バンドで練習をした。オリバンの練習の後に学祭でやるコピバンの練習をした。the cabs、曲が難しい。俺はベースボーカルだがcabsは音域が高く苦手だ。しかし好きなバンドなので上手にできるよう頑張りたい。

 

10/29

この日の夜はまた別のコピバンの練習があるので寝ずに練習、、、と思ったが結局全曲覚える前に4時くらいに寝てしまった。また起きてから練習。

午後からサークルのライブに出る。そんなに難しくないバンドだがめちゃくちゃ構成間違える。そしてバンド全体であまり合っていなかった。やはりクリック練習が必要か?

夜、例のコピバンの練習。結局5曲中1曲覚えずに練習へ。先輩が「私も覚えてないよ〜やばいよ〜」と言っていたが普通に俺の方がやばかったすね。そういうのやめちくり〜。まあなんとか乗り切れたので安堵。しかしこれからも練習をしなくてはいけない…。

 

10/30

一日中バイト、バイト、バイト。東京から来ているバンドがいた。おそらく同世代だが縦の揃い具合がダントツでよかった。やはり東京のバンドはレベルが高い気がする。俺が出演しているわけではないのだが、遠征できたバンドが地元のバンドよりも良い演奏をしていると少し悔しくなる。自分含めて関西のバンド、もっと演奏を頑張ってほしい。曲は負けていないと思うので。

 

10/31

ハロウィン、特に何もない。午前だけ講義を受けて後はずっと練習をしていた。

夜7時から練習のためその前に夕飯を作った。エリンギを切って蒸したもの、小松菜を茹でたもの、鶏の肩肉を焼いたもの。簡単だがここ最近で一番美味しい料理だった。

練習、8分の裏でクリックを鳴らして合わせる練習をする。難しくてストレス。適度なストレス。適度なストレスを受けることで生物は強くなる。頑張る。